スウィング理論を理解し、それに沿った練習を積んでいても、フォームが固まっていない段階であれば必ずコースで急に崩れてしまい、立て直せない事があります。
その様な時、どう対処したらよいのでしょうか?
崩れた時やってはいけない事
コースで崩れた時にやってはいけない事は、ゲームを捨てる事です。
修正する努力もせず(もしくは多少修正の努力をした程度で)何ともならないと諦め、イラついたりダラダラとプレーしたりする事です。
そんな態度では自分のスコアは崩れて当然ですが、周りの同伴プレーヤーへも影響を及ぼします。
周りでは、同じように崩れてイライラしながらも我慢して、何とか修正しようと頑張っているのに、一人だけそのイライラを表に出して組の雰囲気を壊す事は許されません。
誰であれ、18ホールを回る時には必ず一度は崩れますが、皆それを必死に修正しようとしている事を忘れないでください。
崩れた時の立て直し方
スウィング理論を理解しているのであれば、アドレスから一つずつ再確認してみて下さい。
何かが見つかるはずです。
理屈はわかっていても体が動かない(腰が回らない)場合があります。
普段よりも強く、思いっきり10回、20回素振りをして、体を動かすスイッチを入れるようにします。
もちろん手で素振りをするのではなく、体全体の素振りです。
それでも悪い所がわからなければ、次に疑うのはボールから目が離れているか、力み過ぎです。
インパクトの瞬間まで目を離さない様にしっかりと意識してスウィングしましょう。
力み過ぎの場合、力を抜いて打つと自分に暗示を掛けても、それだけで力みのないスウィングにはなりません。
ハーフスウィングで打つか、もしくはクラブを”振る”のではなく”ボールに当てるだけ”のようにしてみましょう。
案外”ボールから目を離さず、当てるだけ”で打ってみるとインパクトが良くなるものです。
それでもダメな場合でも、諦めてはいけません。
自分でも「何かがおかしい」と気付いているはずだと思います。
18ホール回りきる中では修正できないかもしれませんが、一つずつポイントを唱えながら修正を試みましょう。
私は自分が理想としているスウィングをスマホに保存し、悪くなったらその動画を見直してスウィングバランスを再度イメージし直しています。
大前提として
大前提としては、スウィングのポイントを理解しフォームが固まっている事があります。
いつも崩れている人は、先ずは基礎練習を繰り返してスウィングの基礎を固める事をお勧めします。
また、寄せ集めスウィング理論ではスウィングの確認ポイントが明確にできませんので、可能な限り一貫したスウィング理論を習得するようにしましょう。