アプローチの出来栄えはパット数に直結します。
中でも絶対避けたい3パットの原因になるのは、アプローチで2パット圏内に残せないミスです。
アプローチである程度狙った所に打てるようにはなったけど、何故か寄せる事ができない原因は何処にあるのでしょうか?
アプローチの方法
グリーン周り、特に50ヤード以内の場所からのアプローチには、必ず2本のクラブを携帯してボールの場所まで行きましょう。
上げるクラブと転がすクラブです。
ボールのライが悪ければ、転がす判断をします。
グリーン手前にカップがある時
グリーン手前にカップが切ってある時は、手前のフェアウェイにバウンドさせて転がして寄せるか、上げてグリーン(又はグリーン手前)に落として乗せるかを考えます。
ミスが少ないのは転がしなので、転がせるかどうかを先ずは判断します。
グリーン手前の芝がきつい逆目だったり、斜面がついていたり、雨などで緩い場合、転がすつもりが止まってしまう事もあります。
(それを見越してわざと止める方法もあります。)
グリーン奥にカップがある時
グリーン奥にカップが切ってある場合は、斜面が無い場合は転がしが基本です。
どこでバウンドさせて、どれだけ転がるかをイメージしてバウンドさせる場所を決めます。
バウントさせる個所のライが悪いと、転がらず止まってしまうかもしれませんので注意が必要です。
2段グリーンになっている場合は、カップの切ってある段に載せる事が最低条件です。
登りラインであれば、転がしで上の段に乗せるようにします。
下りラインでは如何にボールの勢いを殺すかが重要です。
上げるアプローチではボールに勢いがついてしまう事もありますので、グリーン手前でバウンドさせる転がしでボールの勢いを殺す方法もあります。
グリーン周り確認が必須!
この様に、アプローチでミスを避け3パットにつながらない様にする為には、グリーン周りの状況を確認する事が非常に重要です。
自分がアプローチをする場所からグリーンの状況が見えない場合には、走ってグリーン周りまで行き状況を確認して攻め方を考えます。
これを怠ると、闇雲にグリーンに乗せればいいというアプローチになってしまいますので、注意が必要です。
自分でカートを動かすコースであれば、50ヤード付近であればカートはグリーンの横まで持っていき駐車し、アプローチのクラブをもってグリーン周りの状況とカップの位置を確認しながらボールの位置まで戻ってプレーするようにします。
闇雲にグリーン中心を狙ってアプローチするのではなく、どの様な状況でどの様に寄せるのかをイメージするようにしましょう。
また、これを行うのに重要なのはやはりアプローチの正確性です。
イメージした通りの球が打てるように、練習を行いましょう。