平均スコア80台に乗せたいが、その壁に弾かれている人は100切りの壁に弾かれている人よりも多いと思います。
平均スコア80台に乗せる為の策を講じてみます。
傾向
平均スコア80台と言う事は、80台も出るし、90台も出ると言う事になります。
全ホールボギーで1ホールのみパーが取れたら89で80台ですが、この様な考え方でボギー狙いで毎回プレーしていては、80台のスコアは出ますが平均80台にはなりません。
やはり、平均スコアで80台を目指すのであれば、パーを取りに行くゴルフが必要です。
80台を出す実力があるけど平均80台をキープできない人は、1、2ホールで大叩きがある事が原因だと思います。
また、パーの数が少ない為その大叩きを吸収しきれないのです。
よって、大叩きをしないマネジメントも必要になります。
目標
・フェアウェイキープ率 50%以上
・パーオン率 33%以上
・パット数 33以下
・100ヤード以内は必ずグリーンに乗せる
・50ヤード以内は3打以下で上がる
・ペナルティーは1回まで
・トリプルボギー以上は叩かない
この様な目標を立て、ホールアウト毎にその結果をスコア表へ記入してゆきます。
(スコア表への記入方法の記事を参照してください。)
すべき事
先ず始めに、苦手クラブを作らない事が大切です。
ドライバーからアイアン、サンド、パターまで、苦手と思うクラブは練習して苦手意識を無くしましょう。
苦手意識は大叩きにつながります。
スウィングの基礎がしっかりとできていれば苦手クラブは無くなりますので、苦手クラブのある人は基礎練習に立ち返って徹底的に身に付けましょう。
また、ミスをしてもダブルボギーまでに抑えるようにして、トリプルボギーは絶対打たないようにします。
万が一ティーショットやセカンドでミスショットをした場合には、ダブルボギー以内で上がるにはどうすればよいかを考えて、無理して傷口を広げる様なプレーは避け、確実なゴルフを心掛けます。
パーの数は7個は必要です。
フェアウェイをキープしてパーオンを狙いますが、無理であれば寄せワン狙いができる場所へ落とすようにします。
寄せワンを外しても、必ずボギーをキープしてください。
分析
プレー後は大叩きしたホールの原因を把握し、その原因を無くす為の練習を行います。
また、目標として掲げた数値に達している項目、達していない項目を確認して、自分の弱点を把握します。
その弱点を解決する練習を重ねて少しでも目標数値に近付ける様にします。
目標とする数値が自分のプレースタイルと異なる場合には、自分のプレースタイルに合う数値を設定してください。
例えば、飛距離が無い為パーオンを狙うゴルフではなく、寄せワンを取るゴルフをする人は、パーオン率の目標値を下げて50ヤード以内を2打で上がる率を追加します。