ゴルフのメンタル(メンタルトラブルの種類)

目標スコアを達成できない原因には実力不足がありますが、実力が備わっていてもメンタルが弱くて達成できない人もいます。

脳と筋肉は運動神経で連携しており、脳が緊張状態に入ると筋肉も緊張状態に入ります。

緊張状態に入った筋肉からいつも通りのスウィングを引き出す事は不可能に近いでしょう。

メンタルトラブルの種類

ゴルフでメンタルと言っても、様々な状況が挙げられます。

1、いいスコアが続いた時のメンタル状態

2、いざ目標達成までこのままいけばあと3ホール!って場合のメンタル状態

3、いいスコアが続いていたのに不慮の事故が起きた時のメンタル状態

4、同伴競技者によって調子を狂わされる時のメンタル状態

1、2は脳から筋肉へ上手く指令が伝わらなくなる問題。

3は投げやりになる心理です。

4は人のせいにしたくないけど、明らかに同伴競技者に狂わされているという、ぶつける場所の無い怒り。

3、4は気持ちや考え方次第で何とか持ちこたえる事ができそうですが、1、2は自分の気持ちではコントロールできない部分なので、どうすればよいか分からない方も多いかと思います。

実はプロも人間、同じことが起こります。

1、2と似た症状は、4日ある試合の中で、初日首位、2日目首位、3日目首位と来た時に、最終日をどの様なメンタルに持っていくかが難しいようです。

経験が少ない人ほど、優勝を意識するあまりスウィングが3日間と同じ様にできず、崩れて行ってしまいます。

そうなると、追いかける方が有利な状況で、勢いで追いつき追い越し優勝をさらわれてしまいます。

3は、2011年のオーガスタで行われたマスターズの試合が典型的な例だと思います。

3日目まで2位に4打差をつけてトップに立っていたローリーマキロイが、最終日の10番ホールで何とトリプルボギー。

その後2ホールでも3つオーバーして、3ホールだけで合計6オーバーに。

そこで投げやりになり集中力を切らせてしまった彼は、ショートパットすら外してしまう状況に。

結局最終日は80も叩いてしまい、15位タイまで順位を落として終了しました。

この様に、人間であれば誰でもメンタルがプレーに影響を与える事は間違いありません。

自分がメンタルが弱くていつも失敗していると心当たりがあるのであれば、一度この記事の方法を試してみて下さい。

⇒ ゴルフのメンタル(2)

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