スコアカードに漠然とスコアを書いているだけなんて、もったいない話です。
自分がどんなプレーヤーなのか、そろそろ客観的に把握して、ミスの多いプレーを把握しましょう
スコアカードからわかる事
スコアカードには大量の情報を記載します。
1、ドライバーの方向性
2、50ヤード以内のアプローチ数
3、パット数
4、サンドセーブ率
5、ペナルティ
ラウンドをしながら、
「今日はドライバーが右に行っているから、打ち方をどう調整するか。」
「50ヤード以内のアプローチを打ち過ぎているから、アプローチし易い所を狙おう。」
「3パットが多いな。ロングパットを避ける様にアプローチしよう。」
「前半はOBでスコアを崩したから、後半はティーショットウッドでいこう。」
という事を考える事も出来ますし、その記録をプレー後にまとめて自分のプレーの傾向やミスし易い個所を把握して、練習に活かす事ができます。
また、記録をつけ続ける事によって課題が解決されているのか、同じミスを繰り返しているのかが数値で確認できる為、自分が上達しない理由が明確になってきます。
記述方法
例えばですが、次のように記載します。
スコアとドライバー方向、アプローチ、パット数、ペナルティを記入します。
その他の余白には、ミスをした具体的内容も書いておきます。
「5番ホールはアドレスから左向いていた。」
など、何でもいいので記録しておきます。
スコア表記の「0」、「1」、「2」はパープレーに対していくつオーバーしたかです。
バーディーは「-1」。
この記述の方が合計スコアの計算が楽です。
ドライバー
ホール番号の横にある○、←、→はドライバーです。
○:フェアウェイ
←:左ラフ
→:右ラフ
左にOBした時は、「← OB」、左の赤くいの場合は、「← 赤」です。
これでフェアウェイキープ率と、自分がどちらに曲げているのかが分かりますね。
OBになっているのであれば、曲げた事でOBや赤くいになり、そこでどれだけのスコアを損しているかも一目瞭然です。
アプローチとパット
スコア個所にある2つの小さい数字は、アプローチとパット数です。
左上はアプローチ数、右上はパット数です。
これは50ヤード以内であれば、2打で上がる事を目標とします。
100切りくらいであれば、50ヤード以内3打で上がる目標でいいと思います。
サンドセーブ
グリーン周りのガードバンカーから、2打以内でカップに入るかを確認する指標ですが、発展途上の方はガードバンカーから1打でグリーンに乗せる事ができた回数としてカウントしても良いでしょう。
(もちろん失敗した回数もカウントし、何パーセントかを算出する必要があります。)
それ以前にバンカーから脱出すら苦手な人は、バンカーで何回叩いたかの記録にしましょう。
ペナルティ
ペナルティは全て記載します。
結構毎回同じ場所で池にはまったりしているはずです。
そうであれば、そのホールを安全に切り上げる方法を考えたりする事ができます。
上のスコアカードで、「赤 2」とあるのは、赤くいに2回ハマったという事です。
ラウンドでは、ペナルティゼロを目指しましょう。