自分に合ったゴルフボールの選び方

ボールによって飛距離は変わると言いますが、スコアが90中盤~後半くらいのレベルであれば飛距離が変わる要因はボールの質よりスウィングのばらつきだと私は思っています。

よって、ボールにはそれ程こだわる必要も無いと考えていますが、だからと言ってどのボールを使っても皆一緒と言う訳ではありません。

中級レベルの方が使用するボールをどの様に選ぶのか、まとめてみました。

ロストボール

初級者~中級者の方で、特にボールをよく紛失される方はロストボールを購入して使用すればよいと思います。

ロストボールは新品でのボールよりも諸性能が劣ると言う結果を何かの雑誌で読んだことがありますが、発展途上の方でショットがばらつくのであれば止むを得ません。

それなりにショットが安定するまではロストボールで耐え凌ぎましょう。

ボールの種類

ゴルフボールには様々な種類が存在します。

ボールの層構成は2ピース(2層)、3ピース(3層)、4ピース(4層)と色々あります。

構成が増える程もちろん価格も上がります。

何故色々な構成があるかと言うと、「飛んで止まる」理想を追求する為です。

スウィングスピードの速いドライバーではインパクトでボールが潰れますが、スウィングスピードの遅いアプローチなどではボールはあまり潰れません。

よって、ドライバーの反発力は中心の層で生み出し、アプローチのスピンは表面に近い層で生み出すようになっています。

層構成が増える度に、この様な細かい操作が可能になります。

大凡ですが、2ピースボールは1ダース2000円前後、3ピースボールは1ダース4000円前後です。
(価格の差を理解できるように大雑把に分けてみただけです。詳細は販売サイトにて確認してください。)

中級レベルに差し掛かったくらいのレベルであれば自身の技術が熟していない為、3ピースボールを使用してもそれ程効果を実感出来ず、高いボールを使用しても無駄になります。

スコア的には80台を狙い始める頃からであればスウィングも安定してきますので、ボールの性能を意識して3ピースや4ピースのボールを使用すると良いでしょう。

打感

打感の硬いボールであれば、どうしてもインパクトで潰れる感覚が持てず単純に弾いてしまう感覚になります。

これは表面のカバー層の材質による硬さなどにも影響がありますので、打感が硬く感じるからと言ってボール自体が硬いわけではありません。

この打感はショットだけでなく、パターにも違和感を抱かせる程違いが分かります。

好みによって分かれると思いますので、選択時の項目に入れましょう。

プレースタイルに合わせた選択方法の一例

例えば、2打目がグリーンに乗らず寄せワンが多い方は、転がして寄せる事が多いと思います。

その様な方はスピン系のボールよりもディスタンス系のボールを使用した方が、自分のプレースタイルに合ったボールだと言えるでしょう。

平均80台で回る人

このレベルになると、そんなにボールロストも無くなってくると思いますし、更に上を目指すにはボール性能に助けてもらう必要もでてきます。

好きなメーカーのボールから、自分のスウィングスピードとプレースタイル、打感に合うボールを見付けてください。

スウィングスピードによってはディスタンス系のボールもその性能を発揮できない事もありますので、ご自身のスウィングスピードを把握されておくことをお勧めします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です