林からの脱出でよくやる凡ミス

コースであれば、間違いなく左右に林が設置されている所が多いと思います。

しかし、伸び悩みゴルファーはこの林からの脱出がいつも単調です。

少し考えればわかる事を何も考えずに打っているから、そこで打数をロスします。

林からの脱出方法

林からの脱出でよくあるミスは3つ。

1)ウェッジで上げて上の木に当たる

2)低く出そうとして、フェアウェイを突っ切り反対の林へ

3)無理に前に出そうとして狭い隙間を狙い木に当たる

1回だけでなく、ラウンドする度に同じミスをしている人がいて、都度アドバイスをするのに何故同じことを繰り返すのかよくわからない人がいます。

■ウェッジで上げて木に当たる

短い距離はウェッジでしか打てないという人に多いミスです。

木の間からフェアウェイにアプローチするイメージは正しいのですが、打つ時に上を見れば木の枝に当たる事は容易に想像できます。

木の枝に当たればまた林の中に落ちてしまう可能性が高いので、やむを得ない時は敢えて前に打とうとせず、横でも後ろでも上が開いている方を狙うようにしましょう。

また、球種を増やせていないのも伸び悩みゴルファーであり続ける原因かもしれません。

低いボールが打てるように練習しましょう。

■低く出そうとして反対の林へ

低く出す為に、長い番手をもったのは正解です。

でも、何故か適当に打ってすごい勢いで飛んでゆき、反対の林への奥深くへ入ってしまう人は、頻繁に見かけます。

ちょうど、スコアが100++くらいの方で多い気がします。

(私もそこに気付くまでは同じようなミスを繰り返していました。)

ウェッジで上に打ったら木に当たるから、5番アイアンで低い球を・・・っと考える事ができた事は一歩前進ですが、もう一歩前進する為には低い球の距離をコントロールできるようにしましょう。

打ち過ぎたボールは反対側の奥に突っ込んでしまう事が多く、より脱出に労力を要する事となります。

■無理に前に出そうとして狭い隙間を狙う

低いボールが打てるようになると、前へ前へ打ちたくなります。

それは正解です。

可能であれば低い球でグリーン脇まで持っていき、寄せワンが狙える距離に置きたいところです。

でも、希望的観測は直ぐに崩れます。

第三者として自分がやろうとしている事を客観的に見てください。

「現実問題そんな狭い所通るわけないだろう」

そう思うはずです。

もし他人がその狭い木の隙間を狙っていた場合、あなたはどの様なアドバイスをしますか?

「そんなところ通らないから安全に横に出せよ。」

ほら、結論はあなた自身でも分かっているんです。

自分の事になると、「もしかしたら」と思ってしまう事があるので、客観的に判断できるようにしてください。

※プレーヤーへのアドバイスは罰則がありますので要注意です。

ただし、「ここはラストホールで、あの隙間を抜かなければ負けが決定する!」という状況であれば、一か八かでトライするのも勝負事としては必要かもしれません。

林脱出の為に必要な練習

林を脱出するのに日頃から練習しておいた方が良い技術は、ハーフショットです。

長い番手で短い距離を打つ事ができればすべて解決する話です。

7番と5番アイアンで30~50ヤードの距離を打てるようにしておきましょう。

ちょくちょく出てきますが、この打ち方こそが、谷将貴の基礎固めレッスンの内容です。

これが出来るようになるだけで、プレーの幅が本当に広がります。

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