ルールにより救済される事

ゴルフは「あるがまま」「迷う場合はプレーヤーに不利な判定を取る」と厳しいスポーツですが、無罰で移動できるケースもある事はご存知だと思います。

ルールを知らないが為に罰でスコアを落とす事の無いように、ルールをしっかりと勉強しておきましょう。

ちなみに、救済のドロップの基本的ルールは次の通りです。

・罰有りのドロップ:2クラブ以内
・罰無しのドロップ:1クラブ以内
・ドロップしたボールは二ヤレストポイントより前に行ってはいけない
・ドロップしたボールは落ちた場所より2クラブ以上転がってはいけない

無罰による救済

無罰による救済は、基本的に”ニアレストポイントからワンクラブ以内”にドロップです。

【異常なグラウンド状態】

モグラや猪により掘り起こされている(スルーザグリーン)

カジュアルウォーター(スルーザグリーン)

ボールが地面に食い込んだ(フェアウェイ又はフェアウェイより短い芝のラフ)

この場合、拾い上げたボールを拭いてもOKです。

【動かせない障害物】

ボールが動かせない障害物に入ってしまったか、動かせない障害物によりアドレスが組めない又は動かせない障害物でスウィングできない場合。

動かせない障害物の種類としては、カート道路、側溝、フェンス、スプリンクラー、看板、小屋、立木の支柱、橋など。

注意:黄色or赤色の杭やマーキング内であれば、ハザードとしての処置が必要です。

注意:OBを仕切る為の物であれば、障害物と定義されませんので、そのままプレーかアンプレヤブル宣言必要です。

注意:池の上に掛かる橋にボールが止まった場合は池に落ちたと同じ処置となります。

アドレス後ボールが動いてもOK!

2016年よりルール変更されました。

ボールを動かした原因がプレーヤーに無い場合(風、斜面など)は、アドレス後にボールが動いても無罰となりました。

ボールは動いた先の位置であるがままプレーを続けます。

※動いたボールを元の位置に戻してしまった場合には、1打罰となりますので注意。

※局外者により動いたボールは、元の位置にプレースする必要があります。

(クラブで芝を抑えた為にボールが動いた場合はプレーヤーの責任となり、1打罰で元の位置にプレース)

ハザードからも打てる!

OBでなければ、ハザードからそのまま打っても構いません。

例えば、ウォーターハザードの杭があるが、水が引いておりボールはそのまま打てそうであれば、そのまま無罰でプレー可能です。

但し、アドレス時にソールを接地させてはいけません。

もちろん、打ち辛ければルールに則りドロップしてプレーする事も可能です。

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